THE PROMISE / ARCADIA [音楽]
さて今回は皆様の予想通り、前回の「Some Like It Hot / Power Station」続きです。
「DuranDuran」を改めて聴き直したりすている内に「John Taylor(Bass」にフレージングとタイム感に注目するようになりました。
彼は非常に過小評価されているかと思います。少ない音でメロディック尚かつファンキーで歌を邪魔しないフレーズは素晴らしいセンスだと思います。
そして、何よりノックアウトされたのは、アノ「ゲートエコー掛かりまくり、キレの良いパワー全開の破壊的なドラミング」です。
「Tony Thompson、誰?」
「Bernard Edwards、誰?」
「Nile Rodgers…?」
「Nile Rodgersって此処最近の(80年代初頭)ヒットアルバムのプロデューサでしょ?」
「Chic?」年の離れた従兄弟のレコード棚にあった筈…。
「Bernard Edwards」のゴン太のBasso音、「Nile Rodgers」の鉄板の如くのカッティング音、気持ち良さの反復、一音一が音触れるような広い空間…。
あああああ、もう最高です。
こうして、少年は大人の世界へと…。
これで、「DuranDuran」のルーツの一部を知る事が出来た訳ですが…
当然、こちらもチェックが必要になります…。
「DuranDuran」の結成時のコンセプトが「Roxy MusicとChicの合体」だったそうです。
今にして思うと、急激に売れてしまい「バンドの方向性」と「ルーツ」の再確認が彼等には必要だったのかも知れませんね。当時は「何でそんな事するの?」と言う意見が多数だった様子ですが、改めて聞き直すと
PowerStationは、リズム面での「Chic」への再アプローチ
Arcadiaは、メロディ面での「Roxy Music」への再アプローチ
と言う気がします。
前後して発売された、Bryan FerryのソロもスコッチのVTRのCMで知り、その魅力に取り付かれました。きっと早く大人になりたかったんでしょうね…(笑。今は疲れた、ただのヲッさんに成り果てただけですが…(敗退。
でも、もうオリジナルメンバーでの、Power StationもCHICも聴けないのですね…
「Bernard Edwards氏」「Tony Thompson氏」「Robert Palmer氏」のご冥福をお祈りします。
2011-07-13 00:00
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