I Burn For You / Bob Belden [音楽]
有名なアーチストでも、アルバム未収録だったり権利関係のゴタゴタで埋もれてしまった名曲があるかと思います。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: A&M
- 発売日: 2005/03/29
- メディア: CD
Police解散後のSTINGのソロでの初ライブアルバムです。まだJAZZの良さが全く判らない高校生の自分にも、魅力的なアルバムでした。聞き慣れた「Bring On The Night」もオリジナルのメランコリーさに躍動感と更なるスピード感が加味されて、全く違う楽曲のようなって新鮮でした。
そんな中に聞き慣れない、静かで淡々としてますが美しい曲「I Burn For You」がありました。当時はインターネットも無く、中高生にとっては限られたお小遣いの中で同梱されている解説書か月一回の雑誌程度(しかも立ち読み)しか情報源が無い時代でした。
このアルバムの中で、初めてその曲の存在を知りました。
そしてSTINGからJAZZの魅力的な世界と深さを知った私は、或る雑誌での紹介で、
Straight to My Heart: Music of Sting
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 1991/09/24
- メディア: CD
このアルバムを知り入手しました。
「Wrapped Around Your Finger」をDaianne Reevesと John Scofieldが演奏してます。凄く反則です…。聞き慣れたSTINGの楽曲の元々あったJAZZの要素の旨味が抽出され、丁寧に磨き上げたような美しさがありました。
そして、「I Burn for You」のJimi Tunnellのこの世の物とは思えない、Vo&Gtに心奪われました。夜に窓を開けてこの曲を聴いてたら「そのまま夜空へ連れ去られてしまいそう」な感覚に陥りました。
未だに週の終わりに、一人で一杯やりながら聴いてます。
って誰か、何処かに連れてって現実を忘れさせて…(笑。
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