SANSUI AU-α907L Extra [PC&オーディオ]
『PSE騒動』の時、慌てて「中学生の頃からの憧れのサンスイのアンプを今のうちにっ!。」と思い、『AU-α607KX』を入手しました…(苦笑。
非常にパンチがあり、歴代のサンスイアンプの中では「じゃじゃ馬」との評価がある様子ですが、個人的にはJAZZや70〜90年代Rock&Soulに最適なアンプだったと思ってます(過去形。
その後、「死ぬ迄KXを使う!」とか言っていたのにもかかわらず、
「予備用が欲しいな…」とか、
「他の機種はどうだろう?」とか、
「SANSUIのMASH/DACってどうかな?」とか、
の悪い虫が騒ぎまして、『AU-α607DR』『AU-α707KX』『AU-α607MR』『AU-α777DG』と次々入手し手離して逝きました…(爆笑。どれも素晴らしく甲乙つけ難い状況で、スピーカーも同時期に増殖してましたので、
「『α907』シリーズを入手して使わない機材を整理しよう!」と思い、
現在使用中の『SANSUI AU-α907L Extra』と出会いました。
まず、自宅に届いた時の設置場所に運ぶ際に、その重さ(33kg!)に驚愕しました。
そして、『YAMAHA NS10M』と接続しドキドキしながら流れ出した音は、意外にもバランスが良く自然な音で、今迄に不明瞭であった「オーケストラの低音楽器の動き」がクッキリと手で触れるような錯覚が…。
SANSUIとは違った角度で音楽のリアリティを求める為に『Panasonic SA-XR55』も一時期所有してました。『芸能山城組』等の
再生の難しいスピード感がある低音も楽勝で鳴らす程、性能が良過ぎました(驚愕。しかし、録音が悪い音源の場合(古いモータウン等)は、最悪で…(苦笑。
私のように古い録音の悪い音源をメインで聴く人には『SA-XR55』向かないかと思います。
私以外のSANSUIオーナーの方々も、上記と同じように迷いながら所有されているかと思います。しかも、メーカ自体がアンプの生産を既に止めている為、
「故障したらどうしよう?」
「最近のアンプはどうなの?」
「中国製デジタルアンプはどうなの?」
とか…(苦笑。
「もうこれで良いや。」
「修理しながら使おう。」
「壊れたら諦めよう。」
と思わせてくれました。
多分、これ以上の性能の良い素晴らしいアンプは沢山あると思います。しかし、「これ以上趣味の機材に散財するのは…。」と丁度悩んでいましたので、良かったかと思います。
しかし、『SANSUI AU-α907L Extra』様には恐るべき欠点が…。
(つづく)
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